以前は、キャリアと契約すると、解約月以外で解約すると解約金として税込10,450円払う必要がありました。現在は、キャリアにより対応がちがいますので説明します。
docomo
docomoでは、解約金は2021年10月1日から廃止されました。つまり、旧プランで契約している場合でも解約金は払う必要がなくなりました。
softbankとauの古いプランだと2年縛りがありました。新プランでは、2年縛りは廃止されていますが、旧プランで契約している場合には、今も解約金は生きています。そこで、softbankとauでは、新プランに変更して解約すると解約金を払わなくてよいわけです。その説明をします。
softbank
softbank/ワイモバイルでは、2022年2月1日に解約金は廃止されます。
解約金が廃止されたのは新プランのみで、2019年9月13日以前に提供されていた旧プランの場合、更新月以外に解約すると解約金が請求されます。つまり、2019年9月13日を境に旧プランと新プランで解約金が異なっています。
そこで、新しいプランに変更すれば、解約金を払わないで解約できることになります。
旧プランの場合には、新プランに変更しないと更新月以外は解約金が発生するわけです。
つぎの点に注意してください。
新プランへ移行しないと更新月以外は解約金が発生する
新プランが反映されるタイミングは締日により異なる
解約日に対して「日割り計算」がない
新プランに変更すると「月月割」が適用されなくなる
解約金を発生させないためには、解約の時点で次のプランを契約しておく必要があります。
・スマホは「基本プラン(音声)」
・iPadやタブレットは「基本プラン(データ)」
必ず乗り換えや解約の前に自身の契約プランを確認し、必要に応じてプランを変更します。
プラン変更が反映されるタイミングは締日により異なりますので、注意が必要です。
つまり、新プランに変更したからといって、すぐに解約・乗り換えが可能になるわけではありません。
ソフトバンクは解約日に対して「日割り計算」がありません。
支払い締め日は10日、20日、30日の3タイプあります。
尚、ワイモバイル・LINEMOへの乗り換えでは解約金・手数料が発生しません。乗り換え時に発生する手数料(番号移行手数料、新規契約事務手数料)も発生しません。
追加情報:ソフトバンクは10月26日、ソフトバンクとワイモバイルで提供していた契約解除料の発生するプランについて、2022年2月より契約更新月以外の解約時に発生する「契約解除料」を免除すると 発表 しました。
KDDI(au)
KDDIは19年秋までに契約した場合は契約解除料として1万450円、19年秋以降の契約でも原則1100円を請求していますが、2022年3月末に撤廃します。
参照:au・UQ mobileの契約解除料廃止について
auなら「ピタットプラン(新auピタットプランN)」は違約金が1100円です。
定期契約ではない「使い放題MAX」だと違約金はかかりません。
定期契約がかからない「使い放題MAX」の方がおトクのように見えますが、違います。
変更の手続きをしても、新たなプランの契約が始まるのは翌月からです。
新プランの契約がスタートする翌月以降に解約手続きをしなければ意味がありません。
「ピタットプラン(新auピタットプランN)」も「使い放題MAX」も、月の途中で解約しても日割り計算されないため、月の始めに乗り換えを考えているなら、2178円〜の「ピタットプラン(新auピタットプランN)」を選んだ方がおトクです。
月末に解約を考えていて、さらに使う機会が多いようなら4928円〜(※家族割、インターネットサービス加入、au PAYカードお支払い割適用価格)の「使いたい放題MAX」を選んでもいいかもしれません。
追加情報:KDDI(au)も2021年度末に契約解除料を撤廃するようですが、現時点で詳細は不明です。
参照:格安SIMの選び方
参考:契約期間を確認する方法
●ドコモの契約更新期間の確認方法
「My docomo」にログイン→「契約内容・手続き」→「全てのご契約内容の確認」→「ご契約プラン」
●auの契約更新期間の確認方法
「My au」にログイン→「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容/手続き」→「ご契約情報」
●ソフトバンクの契約更新期間の確認方法
「My SoftBank」にログイン→「契約・オプション管理」
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